BONESシーズン6第21話沈黙の告発

高柴です


ボーンズシーズン6第21話「沈黙の告発」
いい話でした。事件は平凡というかオマケ程度。
ジュリアン検事が今回も楽しかったんですが、ブースがいい働きをするたびにキュート→ハンサム→素敵と、褒め言葉のレベルが上がっているのがなんかツボでした。
助手は一番の男前、アラストでした!彼はイケメンというより男前。お気に入りのアラストですが今シーズンは出番が少なくて残念。復活しただけでもありがたいのかな。
さて、以下あらすじ。ネタバレあります。ご注意。



警官がナイフを握り締めた血まみれの少女を発見。彼女は耳が不自由でしゃべることもできなかったので、少女が浴びた血は誰のものなのかを特定するためにラボが協力することに。ラボに連れてこられた少女は反抗的でまったく捜査に協力しようとせず、ブレナンたちは手を焼く。
少女が持っていた連番の紙幣と血液から、血の主が判明。ブレナンとブースが家に駆けつけるが、すでに亡くなっていた。
少女が犯人かと思われたが、被害者の部屋の分厚いドアが壊されていたことから、少女の犯行と断定するのは早いとブレナンが判断し、少女のことを調べることに。
やがて少女はエイミーという名前で家出していたことがわかる。ブレナンはX線写真からエイミーは両親に虐待されていたことを指摘し、さらに両親と会って彼らがエイミーの実の両親でないことを暴く。エイミーは3歳の時に誘拐されていたのだ。
一方、ジャックは被害者の部屋のドアからドアが壊された時刻を正確にはかろうと苦労していた。
ドアを壊したのは誰か?エイミーはなぜ血まみれになっていたのか?


みたいな話だったんですが、ブレナンが珍しく感情的でした。
やはり子供の虐待とかそういう話になると里子時代を思い出すんですね。
自分は周囲の人に冷たいと思われている(と、ブレナンは思い込んでいる)と、ちょっと傷ついた様子を見せた彼女が可哀想でした。でも、何もフォローしなかったアラストは良かったと思います。軽く気休めの言葉をかけない思慮深さが好きです。ブレナンへの失言はまぁ知らなかったからということで。
人は嘘をつくけど、骨は嘘をつかないわっていうブレナンの言葉が響きました。彼女の信条ですね。少し哀しいけれど決して頑ななわけではない。ちゃんと信じられる人もいる。真実も人もどちらも持っているブレナンは幸せだと思いました。
ラストで、エイミーは実の両親と再会できるんですが、母親がちゃんと手話を覚えていたことに涙が。10年以上行方不明でも、いつかきっと会えると信じていたんですね。
ボーンズのこういう甘さというか優しさが好きですね。ちょっとイイ話すぎるだろー泣いちゃうだろーみたいなのが好みです。


あ、ジャック&アンジェラ夫妻のコメディは今回も絶好調でした。
アンジェラの偽陣痛(?)にジャックが慌てふためいてアンジェラがヤレヤレ…ってなるお約束。自分を頼ってくれと、自信満々に宣言しつつ役に立たないジャックが好きです。私いったい何回ジャックが好きですって言ってるんだろう…。しかもだいたい一回落としてそんなジャックが好きですって言ってる。なんかジャックごめん。ほんとに好きなんだよ?




高柴