ONE PIECE 66巻

高柴です


ワンピース66巻の感想です。

ONE PIECE 66 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 66 (ジャンプコミックス)

第647話“止まれノア”から第656話“燃える島の冒険”まで10話収録。
表紙裏のお遊びはなし。
カバーの作者コメントは「シェフの気まぐれパスタ」について。ちょっと笑っちゃった。
扉絵シリーズは、空島スカイピアとロングリングロングランド(覚えてる人いるのかな)、ウォーターセブンの人々。アイスバーグさんの新しい秘書が決まったようですが、私はそれよりもペットのネズミが大きくなってることに驚きました。
巻末に映画公開情報。12月ですって。また尾田先生が総合プロデューサーとして関わるそうです。
情報はこんなもんなかぁ。話は進んだような謎が増えただけなような…。伏線が増えてこんがらがってきました。まぁでも久しぶりに戦闘が終わったあとの宴もありましたし、麦わらの一味が好きなファンには嬉しい巻だったと思います。

では、以下あらすじ。
今回はホントに何を言っても大きなネタバレになるので、まだ読んでいない方はご注意。




魚人島を守るため、ルフィは巨大船「ノア」を壊そうとするが、そこへ海王類たちが止めに入る。彼らはしらほしに「呼ばれ」、ノアを止めに来たと語る。
なんとしらほしは、数百年に一度人魚の姿で生まれるとされる「海王類の王」だったのだ。
麦わらの一味を労う宴が竜宮城で開かれる中、ロビンはネプチューン王から話を聞く。
海の森で見つけた「歴史の本文」で、“ジョイボーイ”という人物が誰かに何かを謝っていたと告げるロビンにネプチューン王は知っていることをすべて話す。
ジョイボーイというのは「空白の100年」に実在した地上の人物であり、彼の謝罪文は当時の人魚姫に宛てられたものだった。ある約束を破ったことへの謝罪だったらしいが、その内容は伝わっていない。ただ、いずれ必ずジョイボーイに代わって約束を果たしにくる者が現れると言い伝えられており、そのとき初めて使命を授かる「ノア」を代々王家が守ってきたという。
ネプチューン王の話を聞き、ロビンはひとつの結論を導きだす。彼女は2年前、空島で古代兵器のありかを示した「歴史の本文」を読んだ。3つの古代兵器、プルトン・ウラヌス・ポセイドン。しらほし姫自身が、そのひとつ、“ポセイドン”であると。
そのころ、ルフィと他の仲間たちはジンベエからこの2年間で起こった2つの大きな「変化」の話を聞いていた。
ひとつは、海軍で二人の大将が元帥の地位をめぐって争い、一人の大将が海軍を去ったこと。
もうひとつは黒ひげが事実上四皇の一人になりつつあること。黒ひげたちは能力者を殺してその能力を奪っているらしく、ジンベエは気を付けるよう忠告する。


魚人島は、四皇の一人“ビッグ・マム”の縄張りになっていたが、今回の戦闘と宴のために彼女に献上する菓子がなくなってしまった。菓子を受け取りにきたビッグ・マムの使いは菓子がないことに激怒。話を聞いたルフィは魚人島をかばい、自分がすべてのお菓子を食べたと電伝虫を通してビッグ・マムに言う。そして成り行きで彼女に喧嘩を売ってしまう。
ルフィからビッグ・マムとの顛末を聞き、一部クルーは意気消沈するが、ルフィはいよいよ始まる新世界での冒険に胸を弾ませる。そこはあのシャンクスが待つ海。しかし相変わらず一味のとる航路はトラブルだらけで、彼らはログポースの指さない島へたどりつく。
新世界の入り口で麦わらの一味を待ち伏せしていたスモーカー中将とたしぎ大佐は麦わらの一味が予想の航路を取らなかったことを知り、彼らのもとへ向かうことを決める。
ルフィたちは、二手に分かれて冒険を開始。島へ上陸したのはルフィ、ゾロ、ウソップ、ロビン。船に残ったのはナミ、サンジ、チョッパー、フランキー、ブルック。
島で順調に冒険と不思議な人物(?)との出会いを楽しむルフィたちとは逆に、船に残ったクルーたちは突然船に乗り込んできた不審者たちに睡眠ガスで眠らされピンチに。
彼らが入り込んだ島にはいったいどんな秘密があるのか…?


で、続く!!


この巻をひとことで言うと、“新世界へ突入!”(帯より)
しかし、これから物語はどう進むのかなぁ。マダム・シャーリーの予言が「外れない」なら、ルフィはまた魚人島へやってくるってこと?遥か昔になされた「約束」ってなんなんだろう?
謎が増えすぎて、ちゃんと覚えていられるか不安。
久しぶりにロビンが目立っていてうれしかったです。鋭すぎるツッコミも健在でした。あんまり自覚なかったんですが、私はロビンが好きみたいです。ナミも大好きです。今回はナミも出番が多くて楽しかったなぁ。チョッパーも相変わらず可愛かったし。
そんなかんじで、楽しく読めました。ワンピースを追っている人は必読の一冊だと思います。



高柴