ワンピース63巻

高柴です



ワンピース63巻の感想です。

ONE PIECE 63 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 63 (ジャンプコミックス)

以下ネタバレ含みます。




作者からのメッセージは子供の頃カブト虫を幼虫から育てた思い出。
615話“マトマトの呪い”から626話“ネプチューン3兄弟”まで太っ腹に12話収録。値段は通常通りですが、ページ数が足りないので声優さんのSBSは次巻に持ち越し。
扉絵シリーズは世界の甲板からの続き。登場メンバーはコルボ山メンバー、海軍基地で給仕見習いをするリカ、くいなパパ、シロップ村メンバー(カヤ美人!)バラティエ(本店改装中)など。 リカは1時間くらい誰だっけ?状態でした。ゾロにおにぎりを差し入れしてた子ですね。他にも懐かしい顔ぶれが揃っていて楽しかったです。



あらすじは
人魚姫しらほしと城を出たルフィと入れ違いに新魚人海賊団としらほし姫のストーカーバンダー・デッケンたちが襲撃してくる。ゾロを中心に迎え撃つが、城に海水が入り込んできて窮地に。
一方、ルフィはサンジ・チョッパー・怪我を負ったハチを途中で拾ってしらほしの希望通り「海の森」へ辿り着く。そこには10年前に暗殺されたしらほしの母オトヒメのお墓があった。
海の森でジンベエと再会したルフィは、彼から魚人島の過去を聞く。
かつて魚人島には深く島民から愛された二人の人物がいた。一人は「人間と共に暮らす」ことを目指した愛情深く活動的な熱血王妃オトヒメ、もう一人はハンコックの恩人でもある奴隷解放の英雄フィッシャー・タイガー。
ジンベエはアーロンたちとともにタイガーを船長としたタイヨウの海賊団として行動していたが、タイガーは人間の裏切りがもとで命を落とす。タイガーの「人間を殺さない。復讐の連鎖を断ち切る」という信念を継いだジンベエはやがて乞われて七武海に入るが、タイガーを尊敬しつつも人間への憎しみを捨てられないアーロンはアーロン一味として独立することを宣言し、ジンベエの配下につくのを拒否する。
一方、オトヒメの夢はある事件をきっかけに前進する。しかしその事件でしらほしには数百年に一人現れるという伝説の「海王類と心を通じ合わせることができる力」 があることがわかり、その力を手に入れたいバンダー・デッケンに目をつけられることになってしまう。
オトヒメは3人の王子たちに大きな力を持って生まれてきた妹のしらほしを守るように頼み、王子たちも母に約束する。
こうしてオトヒメの努力は実を結びつつあったが、志半ばで彼女は何者かに暗殺されてしまうのだった。


みたいなかんじ。
今回一番頑張ってたのはしらほしのペットのサメ(笑)あの子絶対貧乏くじひくタイプ。しらほし姫も可愛かったです。母親のお墓参りに行きたくて「お夕食までには帰ります」と誓って城を出るところとかさすが箱入り娘。
そして昔のジンベエがカッコイイ。なんて渋いの。アーロンをゴミ呼ばわりするところとかうっかりときめく。
アーロンが暴れ回るきっかけを作ったのはジンベエだったのですが、真実を知ろうと城から抜け出してきたナミはとても冷静で、惚れなおした。そしてサンジくん全快おめでとう。喜ぶチョッパーが可愛くて可愛くて。
しかしサンジくん記憶力いいね。ヨサクのことなんてすっぽり忘れてたよ。脚気になってナミの機転で助かった人だっけ?あれはジョニーだった?あの二人組も扉絵にいました。うん。なんかすごく元気そうでした。
私たち読者はジンベエ=いい人なイメージですが、考えてみたら他のクルーはルフィとなぜか一緒にいた元七武海くらいの情報しかないんですね。なんか不思議なかんじ。
今回は半分くらい過去話だったので、麦わらメンバーはあまり出番なし。しかしサクサク謎が解きあかされていくのでよかったです。お約束なんだけど最後はちょっとうるっときました。
わりと重めな話でそれはまぁいいのですが、この魚人島も長くなりそうな雰囲気が漂ってるのは残念。
ルフィとジンベエがいるんだからサクっと倒して次にいってほしいなぁ。



と、つらつら書いてきましたが、今回の一番の衝撃は24ページのSBS。
前巻614話の扉絵にあったマキノさんが抱いている赤ちゃんはマキノさんの子!………いや普通に考えりゃそうなんですが、なんとなく彼女は一生年とらずにいつまでも独身でいるイメージだったんで、知り合いの子を抱っこしてるんだと勝手に思い込んでました。
マキノさんが母親か〜。父親はあの人って誰なのよ?(笑)






高柴