ONE PIECE 62巻

高柴です


ワンピース62巻の感想です。

ONE PIECE 62 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 62 (ジャンプコミックス)

以下、ネタバレ注意。





表紙は魚人島ですごく可愛い。夢があっていいですね。
作者からのメッセージは先日の大震災を少し意識しているのかな?尾田さんらしいさりげない優しさを感じました。



今回はストーリーは普通でしたが、小ネタで笑わせてくれました。ウソップとチョッパーのツッコミ技術は確実に進歩しています。
簡単にあらすじを…
ルフィたちは深海の怪物や深海の厳しい自然の力との戦いを経てなんとか魚人島へたどり着く。予想外のハプニングでクルーはバラバラになってしまうが、今の彼らの実力を考えるとたいしたことではない。ルフィ・サンジ・ウソップ・チョッパーの4人は友達の人魚ケイミーと再会し、彼女に魚人島を案内してもらう。ケイミーに友人の人魚たちを紹介されて歓喜するサンジ。
麦わらのクルーたちはそれぞれに魚人島を楽しんでいたが、その陰に不穏な動きが。人間を憎み、ルフィたちに手下になるか死ぬか選べと迫った新魚人海賊団と魚人島の王の娘の人魚姫のストーカーのやっかいな魚人海賊。彼らはそれぞれの目的のため手を組んで魚人島の王ネプチューンを殺し、魚人島を乗っ取る計画をたてる。
一方、魚人島で有名な占い師がルフィは国を滅ぼすと予言する。不運も重なり、国は麦わらの一味を捕獲しようとするが、逆にゾロたちはうっかり国王とその側近たちに手向かい、彼らの王宮竜宮城を占拠してしまう。そのころ竜宮城内で仲間とはぐれたルフィは人魚姫と出会い、彼女を外に連れ出そうとしていた。


ラストの時点で、ルフィは人魚姫とともに別行動。ゾロ・ナミ・ウソップ・ブルックは竜宮城を占拠中。フランキーはトムさんの知り合いを探していてロビンは研究のためにそれぞれ別行動中。サンジとチョッパーは一緒に行動中。
といったかんじかな。


やっぱりサンジが不憫でした。いや、ある意味幸せだったのか…?ウソップとチョッパーはツッコミ技術だけでなく戦闘能力も上がったことがうかがえました。ナミは相変わらずのマイペースな強欲っぷり。ブルックの小さなギャグがいつも以上に面白かったような気がします。決め台詞をチョッパーに取られてへこむ姿とか。チョッパーはたまに可愛くとどめをさしますよね。侮れないキャラです。今回も主にサンジに鋭いツッコミをあびせていました。ロビンの影が微妙に薄かったような…。いつもそんなに目立つタイプではありませんが、彼女の簡潔なツッコミのファンなので、ちょっとさみしかったです。
ケイミーとパッパグには再会できましたがハチとジンベエとはまだ再会できていません。四皇の一人ビッグ・マムの名前が判明。シャーロット・リンリンという名前で、白ひげ亡きあと自分の名前と海賊旗で魚人島を海賊たちから守っているそうです。やっぱりローラのお母さんだったりするのかなー?
新敵キャラはイマイチですね〜。あんまりわくわくしません。早く片付けて次に行ってほしいなと思いました。


そんなわけで62巻、それなりに面白かったけど「ワンピース」にしては普通だったかな。やっぱり期待が大きいとそうなりますね。









高柴