ONE PIECE67巻

高柴です


ワンピース67巻の感想です。

ONE PIECE 67 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 67 (ジャンプコミックス)

作者のコメントは「スヌーズ」について思うこと。ちょっと笑いました。
収録作品は第657話“生首”から第667話“COOL FIGHT”まで11話。
扉絵シリーズはウォーターセブンのザンバイ、スリラーバークのペローナ、シャボンディ諸島に流れ着いたディスコ、インペルダウンの看守たちとニューカマーランド新女王ボン様、カマバッカ王国のイワンコフ。
巻末に映画情報。
作画監督の佐藤雅将さん、オープニングテーマの中田ヤスタカさん、脚本の鈴木おさむさんの紹介。
2012年12月15日公開。
敵は元大将“Z”らしいです。青雉の出番もあるとかないとか。
ゲスト声優に篠原涼子さん(Zの部下)と香川照之さん(Zの部下)
前売り券購入特典第一弾はクリアファイル。
くらいかな。


さて、以下67巻のあらすじ。
今回は新王下七武海が登場します。できれば誰なのか明かさずにあらすじを書きたいところですが、めちゃくちゃ早い段階で登場してしまうので、正体もさらっと書きます。まだ読んでいない方は驚きが半減しちゃうので、読まない方がいいですよ。私はかなりびっくりしたので。


パンクハザード島で冒険を楽しむルフィたち。
一方、船に残っていたところを催眠ガスで眠らされて連れ去られたナミ、サンジ、チョッパー、フランキーはある建物の一室に閉じ込められていた。彼らはその部屋で、顔をバラバラにされていたサムライと出会う。生首だけの姿だが、なぜか生きており話すことのできるサムライは、誘拐された息子を助けにきたと話す。それを聞いたサンジは彼を連れて逃げることを決意。そして逃げる途中、子供たちばかりが集められた部屋に迷い込む。不思議なことに子供たちは巨大な姿をしている者もおり、しかも巨人族ではなく元は普通の人間だったという。わけがわからない中、ナミは子供たちから助けてほしいと懇願され、彼らを連れて逃げる ことになる。
そのころ、唯一無事だったブルックからナミたちが誘拐されたと聞いたルフィたちは、彼らを助けに向かう。
ルフィがナミたちが連れ去られた建物にたどり着いたとき、そこには意外な人物の姿があった。
ルフィを追ってパンクハザード島にやってきたスモーカー中将とたしぎ大佐、部下の海兵たち。
そして彼らを相手に圧倒する新七武海のトラファルガー・ロー!!
ルフィが到着する直前、ナミたちはローによって身体と中身をシャッフルされてしまう。同様に、ローに心臓を奪われたスモーカーとたしぎも入れ替わってしまい、その場は混乱していた。
ローに教えられ、ルフィは無事にナミたちと合流する。話を聞いたルフィは、子供たちを親のもとへ返してやろうと決めるが、チョッパーの検査によって大変なことがわかる。
島を支配している懸賞首のマッド・サイエンティストで部下から“M”(マスター)と呼ばれる“シーザー・クラウン”は、なんと子供たちを使って人体実験を行っていた。しかも子供たちに覚せい剤を投与して逃げないように画策していたことに気付き、チョッパーは激怒する。
そして、とうとうローがルフィの前に現れる。
ローはルフィに言う。
自分と組め。「四皇」を一人、引きずり降ろす“策”がある
で、次巻に続く。

わりと、わけのわからない巻だったなーというのが率直な感想。
最後にかけて少しずついろいろわかってくるので、もう一度読み返すとああ、ナルホドなとわかるんですけどね。
表紙を見たときから、これ一体どういうことなんだろうと思ってたんです。だってナミ、サンジ、チョッパー、フランキーの表情が全然違いますから(笑)たしぎなんて、てっきり新キャラかと思ってました。
この巻は彼らのシャッフルの面白さですべてがふっとんだ感じです。サンジくんにやっと幸運が。個人的に一番笑ったのは、フランキーに本気で怒るロビン。ロビンってチョッパーのこと気に入ってるんですね。そういえばよく一緒にいますし、チョッパーにはいつも優しいですね。ロビンがあんなふうに怒るのが意外でさらに彼女のことが好きになりました。
一応、ローとMは味方同士ってわけではないみたいですね。その辺りは面倒がなくていいと思うんですが、ローの狙いがさっぱりわからなくてさらに海軍のほうにもゴタゴタがあってまた謎が増えていく展開。もうそろそろ私の頭はいっぱいいっぱいなんですが。
ローは好きなキャラだったのでまた登場してくれたのは本当にうれしいんですが、どう考えてもルフィが彼の話に乗るとは思えないんですよね…。また長引くのかなぁ。

うーん。ローは一体どの勢力に属してるんですかね?革命軍だとするとルフィを助けたことにも情報にやたら通じていることにも納得がいくんですが。でもそんなに単純なのかなーとも思います。世界政府と海軍、四皇を筆頭とする海賊たち、革命軍。今のところ、ぼんやり3つの勢力があることがわかっています。今回、Mの登場により海軍は一枚岩ではないことが発覚しました。また、妙に気になるドフラミンゴもいますし。いったいいくつに分かれていて、それぞれの目的がなんなのか分かる日が来るのでしょうか。
その日まで私はストーリーを忘れず把握できているのでしょうか。
なんとなく不安です(笑)



高柴