なりたい

高柴です

畠中恵さんのしゃばけシリーズ「なりたい」をやっと読めました。

なりたい しゃばけシリーズ 14

相変わらず若旦那はとっても身体が弱く、そしてそんな若旦那に相変わらず持ち込まれるやっかいごとの数々。そして静かに怒る兄やたちと空気が読めない妖たちで、今回もお送りしております。

若旦那のお嫁さんも決まったし、これからしばらくはこんな感じでシリーズが進むのかなぁ？というのが読み終わったあとの正直な感想。
安定してるし、読みやすいけどやや飽きてきたような気もします。どの話もちょっとひねってあって、オチはどれもよかったと思うんですが。
プロローグとエピローグは先日出た番外編を意識してたのかな？と思いました。たぶん、若旦那はずっと妖たちと一緒にいられるんだろうな。
若旦那が妖たちを好きだと思う気持ちと、妖たちが若旦那を慕う気持ちがほとんど一緒くらいなのがほほえましくていいなぁと思います。
それにしても、若旦那がいい子すぎてまぶしい。なぜあの環境に置かれてあんな風に育つんだろう。いや、あんな環境だからこそ？