軍師官兵衛第48回「天下動乱」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第48話「天下動乱」の感想です。
大坂城に入った石田三成は、上杉討伐に向かっている家康を豊臣家をないがしろにする逆賊として討つために味方をつのる。毛利、小早川、島津など西国はだいたい三成につくことになったが、家康とともに上杉討伐へ向かっている武将たちはわからない。そこで、大坂にいる武将たちの奥方を人質として大坂城へ入れようとするが、細川忠興の妻たまが自害し、屋敷も炎上して大騒ぎになったことでひとまず頓挫する。
官兵衛はこうなることを予想して善助と太兵衛を大坂に残しており、二人の機転で光と栄は無事に大坂を脱出して官兵衛のいる豊後へ到着する。
そのころ家康とともにいる長政は、福島正則を家康に味方するよう説得するなど、せっせと家康を天下人にするべく動いていた。三成を憎む武将は多く、上杉討伐のために家康とともにいる武将たちはみな家康に味方することを誓う。
官兵衛は九州をたいらげ、現在領主輝元が大坂にいるためガラ空きになっている中国を制圧し、播磨から天下を狙うという計画を練る。そのための準備は整た。いよいよ最後の勝負が始まった。



栄に扮した妻のおみちのことを「16歳にしては歳いきすぎじゃ?」って三成のよこした役人に指摘されて、
「は?」
って軽くキレる善助かわいすぎ。いや、善助が悪いって。いくらなんでも16歳には見えないよ。そしてお福で軽く納得された光は怒っていいよ。
今回は家臣3人が本当によかったですね。楽しかった昔を思い出しました。こうやってみんなで地図をにらみながらよく作戦を練ってたよなぁ。
さらっと流されましたが、細川家ではあの有名な忠興夫人ガラシャが亡くなってしまいました。彼女がああいう壮絶な最期を遂げたことで、三成はそれ以上無理やり他の奥方たちを集めることを躊躇するようになりましたし、彼女は歴史を変えた女性だと思います。彼女の辞世の句が本当に好きです。
長政が着実に男前になっていて惚れ惚れ。やっぱり官兵衛の息子だわ。福島正則の説得くらい簡単だっただろうな。どうでもいいけど、結局太兵衛はあの槍を返さなかったんですね。ちょっと笑ってしまいました。