軍師官兵衛第33回「傷だらけの魂」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第33話「傷だらけの魂」の感想です。
関白になり、姓を豊臣と改めた秀吉は地位と権力すべてを手に入れた。唯一の例外は茶々で、相変わらず苦戦している。
そんな茶々が初めて興味を示したのが道薫と名乗りを変えた荒木村重だった。有岡城の話を所望され、道薫は茶々や秀吉、官兵衛たちの前で淡々と話していく。しかし、その中で秀吉の逆鱗に触れてしまい秀吉に殺されそうになる。そこを救ったのは官兵衛だった。
村重への複雑な感情をもてあます官兵衛は、村重の妻だしが残した村重の子が生きていることを知る。その子、又兵衛を村重は一度は拒絶するが…。
官兵衛はだしとの思い出を胸にキリシタンの教えに興味を持つ。そして、高山右近の勧めで洗礼を受ける。
秀吉に従わない勢力は西の九州島津と、東の徳川・北条。三成は徳川を討ちたいが、秀吉は戦のことは官兵衛の意見を聞くと言って九州攻めを決める。



ハハッと笑う官兵衛がめっちゃかっこよかった。笑い方があんなにかっこいいとか反則。村重への複雑な気持ちがすごくよく伝わってきました。茶々に聞かれて「恨んでおりません」と答えたけど、いやいや、そんな表情じゃなかったよ。ただ、じゃあ恨んでいるのか?っていうとそういうわけでもなさそう。そんな複雑で難しい気持ちと、最後の晴れやかな笑みがとてもよかったです。
琵琶をポロンポロン鳴らす九郎右衛門が久々に存在感をチラリ。確か、最初は笛を吹いていましたね。音楽が好きなのか。しかし琵琶ってすごく難しそうだけど、スゴイな。官兵衛を案じる九郎右衛門の心配は残念ながら的中してるんだよなー。
すごくどうでもいいけど、どんな真面目で感動的な場面でも善助のちょびひげがひょっこり映ると強制的に和んでしまう。童顔すぎるのかな??
次週は九州攻めかー。そろそろ播磨ともお別れですね。さみしいな。