アニー

高柴です



ミュージカルの名作「アニー」を読みました。
最近、ミュージカルドラマのgleeにハマっていることもあって、よく耳にする「アニー」ってどんなお話なのかな〜?と。
軽くあらすじ




1933年のニューヨーク。
アニーは女子孤児院で暮らす赤毛の孤児だ。だが、アニーはいつか自分の両親が迎えにきてくれると信じ、明るく前向きに過ごしていた。アニーの両親はアニーを捨てるとき、必ずいつか迎えにくるという誓いの言葉とともに、半分に割ったロケットのかたわれを残していたのだ。そのロケットが、いつか自分たちが再会した時の親子の証になるからと。
アニーの暮らす孤児院の院長ミス・ハニガンは恐ろしく性格の悪い女だった。子供が大嫌いで、子供をいじめ、規則違反の労働をさせ、そして自分は自家製のジンで年中酔っぱらっていた。
そんなある日、アニーは突発的に決行した脱走中に知り合った野良犬のサンディとともに、アメリカ一の大富豪ミスター・ウォーバックスの屋敷に一週間滞在できるという幸運に恵まれる。ウォーバックス氏は仕事第一の男だったが、アニーと接しているうちに少しずつ本来彼が持っていた温かさを表に出すようになる。そして、彼は有能で信頼できる自分の女性秘書が、優しく美しいことに気付く。
アニーが帰る日、ウォーバックス氏は秘書のグレースに懇願され、アニーを引き取ることを決意。しかし、自分の両親が迎えにくると信じるアニーはウォーバックス氏の養女になることを拒否。ウォーバックス氏はショックを受けるが、それなら本当の両親を探してやろうと国中にアニーの両親に向けてメッセージを発する。その中で本当の両親には5万ドルを渡すと名言したことで大騒ぎになり、とうとうアニーは5万ドルを狙う悪党たちにさらわれてしまう。
すべての真相を知るアニーの仲間の孤児たちの頑張りとサンディの活躍、アニーを心から愛するウォーバックス氏とグレースの必死の追跡は身を結び、ようやく追いつめられてピンチに陥ったアニーを見つけ出す。だが、絶対絶命の彼女を救ったのは意外な人物で…。




めちゃくちゃ普通のお話なんですが、面白かったです。前半はトントン拍子に進みすぎて退屈だと思っていたのですが、後半は波乱万丈で楽しめました。ワンパターンなんですが、ラストの演出には涙が。
完璧なハッピーエンドで気持ちよかったです。


ところで、先日ネットで「外国人がイラッとくる日本の漫画の設定」みたいな記事が載っていて、その第1位が「主人公に親がいない設定」が挙げられていたのですが…。いやいや、赤毛のアンもパレアナもモモもハリーポッターもこのアニーもみんな親がいない設定でしょ。別に日本の漫画に限らず有名な話ってそういうの多いじゃん…と突っ込んでしまいました(笑)親がいないと、わりと無茶をさせやすいというか制約が減るので作者としては魅力的なのかもしれませんね。





高柴