ちはやふる19巻

高柴です


ちはやふる19巻の感想です。
表紙は千早。裏表紙も千早のみ。珍しいですね。
歌は
心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花
おまけ4コマ有り。ひそかに主役は村尾さん。
以下、あらすじと感想。ネタバレ注意。



名人・クイーン戦予選直前の吉野会大会。
最後の調整として名人・クイーンを狙う実力者が顔をそろえる大きな大会のA級決勝に、白波会の4人が残る。
準々決勝の組み合わせは、広史さんvs新、原田先生vs村尾さん、太一vs須藤さん、そして千早vs元クイーンの猪熊六段。
団体戦みたいだな」
という原田先生の言葉で始まった準々決勝。白波会のメンバーはそれぞれ強敵を相手に苦戦する。
千早は序盤、試合運びが独特で若宮詩暢以上の「感じ」の良さ持つとされる元クイーンを追い込むが、途中から元クイーンが全盛期以上の強さを見せ窮地に。
一方、太一はなんとか難しい須藤を相手に食らいつきながら今まで自分が練習してきた成果を発揮し運命戦までもつれこむ。
白熱する会場。
かるたが大好きな人ばかりが集う場所で、最後に残った二人とは?



面白かったです。笑えて泣けた。
試合ばっかりなんですけど、千早たちの成長と、若手たちに負けない年長組の頑張りが熱かったです。
そして決勝戦!!
もうこれで最終回でいいんじゃないかってくらい(私の中で)盛り上がりました。まだ次巻に続きますけど。
あと、やっぱり原田先生は素敵だなぁと。コミカルなときと本気なときと師匠のときの3パターンすべて大好きです。今回も白波会のメンバーを引っ張りながら、名人への真剣な思いを弟子にぶつけ、新をナンパするおちゃめさ(でも本気)をみせる原田先生。彼の存在は大きいなと思いました。
あと、千早が今まで苦しみながらやってきたことが少しずつ実を結んできてるのが感動。千早は本当に強くなりましたね。
そして大好きな太一!4月2日生まれ牡羊座178センチ67キロファン投票2位(ファンブック買いました)の彼も本当に強くなりました。努力だけでよくぞここまで。もう気分はお母さんです(笑)
次が本当に待ち遠しい、そんな19巻でした。



高柴