続夏目友人帳第12話廃屋の少年

高柴です


アニマックスで再放送中の続夏目友人帳第12話「廃屋の少年」の感想です。
あらすじは
夏目は廃屋で棺のような箱に入れられていた少年を助ける。なぜそんなところに少年がいたのかはわからなかったが、ニャンコ先生が妖怪ではないと言ったことと、少年が変なモノに狙われているという噂、そして「あの子供を食ってやる」と不穏なことをつぶやいていた妖怪を見かけたことで、夏目はその少年「カイ」が妖怪に狙われているのではないかと心配する。カイは夏目に懐き、タキと3人で放課後を過ごすようになった。しかしある日の帰り道、夏目が以前見かけた妖怪が襲ってくる。タキがニャンコ先生に知らせたおかげで、夏目とカイは助かるが、この騒動で夏目はカイにも妖怪が見えることを知る。そして様子を窺っていた名取と再会した夏目は、名取からカイに関わらないようにと忠告される。カイは人間ではないのだからと。

タキに何度も容赦なく抱きしめられ、しかもそのたびに夏目の友人たちから「(タキの)趣味悪い…」と言われてしまうニャンコ先生が可愛すぎです。夏目が雑魚妖怪に傷つけられたと知り、「大物に夏目が食われるのは歓迎だが低級に傷つけられるのは微妙だ!この微妙さがわかるか!?」と騒いで夏目に適当にあしらわれるニャンコ先生とか、おつかいを完遂して200円をねだるニャンコ先生とか、今回もニャンコ先生は素敵でした。
それにしても、初めてアニメを見たときは斑の声の方が断然好みだったのに、だんだんニャンコ先生のときの声のほうが好きになってきました。なんか癖になる声ですよね。井上さん、どっから声を出していらっしゃるのだろう…。
ニャンコ先生語りはこれくらいにして、お話のほうですが、原作で読んだ時のぞわぞわした薄気味の悪さを思い出しました。子供の姿をした妖怪ってなんか怖いです。だからあまり好きなお話ではないのですが、ニャンコ先生のギャグとかタキとか名取さんとか好きなものもたくさん入っているお話でもあります。それにラストは哀しいですがカイと夏目の穏やかなひとときは微笑ましいですし。
最初に夏目が廃屋に入るところとか、かなり変えてありました。笹田さんを頑張って出しますねぇ、アニメは。やっぱり声優さんが沢城さんだから?(笑)アニメの笹田さんはいろいろ吹っ切れてて好きですけどね。
アニメでは今回が田沼とタキの初顔合わせでした。アニメと原作は順番がバラバラなのでこういうこともありますよね。田沼とタキと3人で鏡の欠片を探す話が好きです。痛い痛いとうめく夏目のそばでよし待ってろとか言いながらさくさく欠片を探す2人が怪しすぎでした。本人たちは真剣でしたが。
最終回が近いからかさりげなく全員集合に近かったです。次で最終回。ちょっとさみしいですね。




高柴