夏目友人帳第11巻

高柴です


今日発売の夏目友人帳第11巻読みました〜。

とっても面白かったです。満足!!

今回は5話入ってました。最初の2話「封じてあるもの」は田沼とタキが登場で、残りの3話「遠き家路」は夏目の過去のお話。

以下、ネタバレ含みますので未読の方はご注意を。下げます。



大好きな田沼とタキがたくさん見られて本当に楽しかったです。北本・西村コンビも高校生らしくて好きですが、ひたすら夏目に甘い田沼タキコンビもなんだか和みます。
「封じてあるもの」
たまたま雨宿りした家がタキの家だったことから夏目と田沼はタキに家に招かれる。ちょうど蔵の掃除をしていると言うタキに2人は雨宿りのお礼に掃除の手伝いを申し出る。蔵には見ることは叶わずとも妖怪に憧れていた祖父慎一郎が集めた怪しげなものでいっぱい。しかし3人は気付かぬうちに慎一郎が張った妖怪封じの結界をといてしまう。
次の日、タキを心配して訪ねた夏目とニャンコ先生と田沼は慎一郎に懐いていた小物の妖怪たちの協力を得て封印をとかれた妖怪が力を取り戻すのを阻止しようと奮闘する。
小物の妖怪たちと慎一郎の思い出が温かく、とてもよかったです。タキの言葉もよかったなぁ。タキ好きです。
「遠き家路」
夏目の亡くなった両親が残した家の買い手がつきそうだということで、売られる前に一度生家を見に行くことにした夏目。
母親は夏目が生まれてすぐに亡くなったため彼女の記憶はないが、物心つくころまで男手ひとつで育ててくれた父親のことは少し覚えている。生家の近所の親戚がカギの管理をしてくれているため、まずはその家に向かうが気がすすまない。その家には昔から面倒な妖怪が住みついていたのだ。
夏目の過去がまた少し明らかになります。
帰る場所がある夏目は幸せだった過去にも辛かった過去にも向き合うことができるようになったんだなぁと、そんな話でした。
そういえば、この話の最初に北本と田沼が夏目を訪問してくるのですがナゼこの2人?と一瞬考えてしまいました。そういえばクラスメイトでしたね。いつの間にか田沼も彼らと仲良くなっているようです。北本・西村コンビも出てくるし、この巻は同級生たちの出番が多くてテンション上がりました。
そして、オマケ絵で小さい頃のタキと田沼、高校時代の的場さんと名取さんが!!的場さんと名取さんは当然カッコイイですが、タキと田沼の可愛さは言葉にできません。田沼の絵は2枚あります。田沼ファンは必見です!
そんなわけで、オマケも含めてとても満足な11巻でした。面白かったです。


次巻は夏ごろらしいです。楽しみだな〜♪




高柴