高慢と偏見

高柴です



さて、高柴の思いつきバレンタイン企画「おすすめラブストーリーを紹介してみよう♪」
( 第一弾 第二弾 第三弾)

最後の第四弾はコチラ
ジェーン・オースティンの「高慢と偏見
ブリジット・ジョーンズの日記」の元ネタとしても有名です。
また、サマセット・モームが賞賛したことでも知られていますね。
あらすじは
舞台は18世紀ごろのイギリスの田舎ロングボーン。年頃の娘ばかり5人もいるベネット家の次女エリザベスは賢く朗らかで観察力が鋭い女性。しかし少し自分の観察力と知性を過信しているところもある。
ロングボーンに資産家で朗らかな青年ピングリー氏がやってきて、エリザベスの姉で穏やかで優しくとても美しいジェーンに一目ぼれをする。エリザベスは2人が恋に落ちたことを喜びピングリー氏のことも気に入るが、ピングリー氏の気難しい友人でやはり資産家のダーシー氏には反発する。
エリザベスは彼が高慢すぎると結論付け、周囲にも彼のことが嫌いだと公言していたが、あるとき彼が大好きな姉のジェーンとピングリー氏の結婚を阻止しようとしたことを知ってしまう。そしてその直後、エリザベスはなんとダーシー氏に突然プロポーズされる。大好きな姉を悲しませたことに激しい怒りを感じていた彼女はダーシー氏の求婚をはねつけ、さらに彼女が他の人から聞いていた彼の「悪行」を並べ立てて責める。
次の日、彼女は彼から「弁明」の手紙を受け取る。そこで初めて彼女は彼の「悪行」が悪意ある嘘と誤解と思い込みだったことを知る。
すべてを知って自分の観察力を過信していたと反省し、後悔したエリザベスはその後ダーシー氏に惹かれていく。
そんなある日、ベネット家を大惨事が襲う。なんと一番下の妹リディアがかけおちをしてしまったのだ。上流階級の娘としては決してゆるされないスキャンダルに、ベネット家の娘たちも青ざめる。
しかし、解決困難と思われていたこのかけおち事件はあっさりと解決する。疑問に思うエリザベスは、裏でダーシー氏が事件の収拾に尽力してくれていたことを知らされる。戸惑いながらも嬉しく思うエリザベス。
そして、とうとうジェーンに結婚を申し込んだピングリー氏とともに、ダーシー氏は再びエリザベスの前に現れる。

高慢と偏見〈上〉 (岩波文庫)

高慢と偏見〈上〉 (岩波文庫)



かなりおおざっぱすぎますが、だいたいこんな流れです。エリザベスとダーシー氏の仲を微妙に邪魔するウィカム氏は長くなるので割愛しました。
エリザベスが生き生きしていて読んでいて楽しいです。
何年か前にキーラ・ナイトレイ主演で映画化されましたよね。実はあの映画を観て原作に興味をもち、はまったのです。映画すっごく良かったです。
DVDも買ったのですが…アレ?なんか字幕が映画版と違うような…
たぶん、DVDだけだと話がよくわからないんじゃないかと思ってしまうのですが、大丈夫なんですかね?
少なくともエリザベスとキャサリン夫人の対決シーンの「そんなお約束はしません」を「婚約はしません」って訳してしまったのは致命的ミスだと思います。スタッフの人誰か気付こうよ…意味が真逆だよ…。
まーでもダーシー役のマシュー・マクファディンとダーシー家の屋敷であるチャッツワースにうっとりするために買ったので後悔はしていませんが。マシュー・マクファディンの次の出演作は三銃士ですって?しかもアトス役?これは…11歳のとき三銃士(子供向け)を読んでアトスに惚れた私へのサービス?すっごいテンション上がった〜。わーい♪
あ!なんだかんだ言ってますけど「プライドと偏見」面白いですよ。昔イギリスで大人気だったBBCドラマ「高慢と偏見」の大ファンという方にはオススメしませんが。カットされたエピソードが多くて不満に思われるかも。2時間弱でまとめてあるので仕方ないですけどね。
ドラマのダーシー役のコリン・ファースも素敵でしたよね。ブリジット〜のダーシー氏も同じコリン・ファースというのも面白いです。ドラマはダーシー氏の屋敷がチャッツワースでないことだけが残念でした。
そんなわけで、時代を超えて世界中の女性たちから愛されている「高慢と偏見
興味を持った方はまず映画をレンタルされることをオススメします。



高柴