ゾロのミュ.ー.ジ.カ.ル!?

高柴です



ゾロのミュ.ー.ジ.カ.ルが現在東京で上演中ですね。

…大阪公演のチケットとってしまった…
一番安い席だけど(笑)
何年か前のレ.デ.ィ.ゾ.ロは、コレは…なんか違うような…と簡単に諦められたのですが…。

※補足
高柴は14年前のNHK衛星アニメ劇場にて放映されたアニメ「快傑ゾロ」の大ファン。原作も好きなのでゾロ関係の小説、映画等は可能な限り目を通している(1月3日の日記参照)


ゾロのミュ.ー.ジ.カ.ルの主演が坂.本くんに決定したらしいと聞いたときは、日本人のゾロか…と、ちょっと苦笑いした私ですが、やっぱりチケット発売中の文字を目にしてしまうと、ソワソワソワ(笑)公式ホームページをチェックしたら
…また原作のストーリー大幅に変えるんだね…
ヒロインの名前もロリタじゃないし。
映画もいっつも設定変えますね。
原作は馬に乗るシーン多いけど乗馬って技術いるから再現するのは難しいのかな。
あと、チャンバラのイメージが強いかもしれませんが意外と原作は登場人物たちの会話が重要なんです。軽妙な会話が多くて楽しいです。
原作のディエゴとロリタのやりとりを読むと、ラストでロリタがやっぱりディエゴのことも好きだったかもというセリフに納得できます。しかし派手な殺陣に力が入る映画では2人のやりとりに時間をかけません。原作通りにそのセリフを言わせてしまうとすごく唐突になるからでしょう、映画では途中で正体バラしたり最後まであかさなかったりという工夫をしています。
そしてなにより小説と映像化したものの大きな違いはゾロの正体を読者もしくは見る人にあかすかあかさないかです。原作ではゾロの正体を読者にも隠しています。最後に他の登場人物とともに読者も驚くようになっています。しかし映像化するとそれは無理ですよね。まず声でバレますし、ゾロの顔のアップができません(笑)

うん。だからちゃんと原作通りの作品が実現しないってわかってるんだ。わかってるけど、せめてロリタの名前くらいは使ってもらえないだろうか…。なぜいつもヒロインの名前を変えたがるの?なんとなくイメージ悪いから?おのれウラジーミル・ナボコフ(「ロ.リ.−.タ」の作者ね)
あ、でもマスク・オブ・ゾロでディエゴの妻がロリタじゃなかったのはよかった。あの最期を思うとつらいし。
ロリタの名前せっかくかわいいのになぁ。

ミュ.ー.ジ.カ.ルは、かなり人間関係に重きをおいているようです。ラモン(レイモン)の内面が掘り下げられるようですね。ふむ。これは新しい。マスク・オブ・ゾロの悪役の掘り下げ方はあまりにも中途半端でしたし。ゾロの正体を知る協力者(おそらくアニメのリトルゾロ、映画のフェリペ神父ポジション)に女性をもってきているのも面白いです。ミュ.ー.ジ.カ.ルなので、男声と女声のバランスが重要だったのかな?
映画ではいつも気の毒なほど脇役化してるゴンザレス軍曹(ミュ.ー.ジ.カ.ルではガルシア)も、けっこう目立つみたいですね。原作でも軍曹は出番が多く、ディエゴと軍曹、ゾロと軍曹の会話が愉快です。映画とも原作とも違う軍曹が見られそうで楽しみです。

東京公演に行かれた方のブログをいくつか拝見したのですが、みなさん怪傑ゾロという作品にはあまり馴染みがないようで(当然ですね)ストーリーに対するツッコミはみかけませんでした。しかし楽しかったという感想が多かったので、やはりゾロファンのはしくれとして行っておくべきかと。


ええ!一人で行きますとも!!


…ゾロ好きな友達が欲しいです。
まー、いっつも映画は一人で行ってるし、買い物も…あれ?一人が多いな…。
去年はプロ野球のオープン戦も一人で行ったし、マイナーな趣味を持ってるとどうしても一人に慣れますね。気楽なので、一人は嫌いじゃないです。


でも私、一人で外食は苦手です。ごはんは誰かとおいしいね!と言いながら食べたいです。
…ミュ.ー.ジ.カ.ルは確実に一人でごはんだな…。いいんだ。だってミュ.ー.ジ.カ.ルが成功して話題になったらもしかしたらまたアニメの再放送とかやってくれるかもしれないし。全話録画してるけど、ビデオテープからDVDにダビングしたから微妙に画質が悪い気がする。つまり再放送は悲願。DVD発売がなんか難しい事情で無理ならせめて再放送してほしいな〜。


そんなわけで、高柴は3月にゾロのミュ.ー.ジ.カ.ルに行ってきます!
楽しみです♪



高柴