BONESシーズン5第14話天使と悪魔

高柴です




BONESシーズン5第14話「天使と悪魔」の感想です。
今回の研修生はアラスト。あのムスリムの人です。研修生の中では一番普通っぽいけど、ちょっとミステリアスすぎる彼、私はけっこう好きです。

いつものラボの人間ドラマは彼とサローヤンでした。この2人のやりとりのオチはよくあるパターンで、事前にわかってしまうのですが、好きな話でした。そしてますますアラストが好きになりました。

さて、教会で悪魔のような角が生えた遺体が燃え上がるところから話は始まります。悪魔・教会・神とくれば…そう、またブレナンがイライラ。ん?ブースがイライラするのか?まぁ、宗教の話になると2人は真逆ですからね。

以下、結末は明かしませんがネタバレ含みます。








んー。今回はあんまり好きなかんじではなかったのですが…。被害者が重度の統合失調症の患者で、療養所に入っていたという設定だったので、どうしてもこう…暗い雰囲気が漂っていました。こういう話で底抜けに明るくてもびっくりしますが(笑)あ、ブレナンが療養所の患者と意気投合するシーンは面白かったです。

しかし、そろそろブレナンの「私、無神論者だから。それが正しいと思ってるから」みたいな頑なな態度にイラっとしてきますねぇ。最初はふーんって感じだったのですが、さすがにシーズン5にもなると「知ってるよ!だけど事件にそこ重要じゃないから!話ややこしくしないで」と突っ込みたくなります。ブレナンは、主義主張が一貫していますし、そういう彼女が好きだし魅力的だと思いますが、その時一番重要なことよりも自分の主義主張を表明することを優先させる姿勢にはあまり感心しません。そう感じるのは日本人だからかな?

話がそれました。そんな感じで、今回はしかも被害者の担当医、つまり精神科医が必然的によく登場するのですが、またしてもブレナンの「私、精神科医って(以下略)」が炸裂。いい加減にして…。

結局、一番の見どころはジャックとアラストのヌンチャクさばきだったかな〜。でも、ひとつ疑問が残りました。もしかして、ジャック、ヌンチャクを忍者のアイテムだと思ってる?


とりあえず、やっぱりニンジャはしっかりアメリカに根付いているんだなと、変なところに感心した話でした。どんな話だ。



来週ってもしかして例の聖子ちゃん回?うわ楽しみだけど…。でもシーズン4の「いつも応援してくれている日本人ファンへのサービス♪」のはずの「仮面をかぶった女」が…え?もしかして日本人ファンにケンカ売ってる?みたいな話だったので…。期待していたわけではなかったし、他の作品よりはまだマシだったのかもしれませんが。でも、聖子ちゃんは生まれも育ちも日本だし、おかしいところは指摘してくれるよね!私信じてる!




高柴