軍師官兵衛第44回「落ちゆく巨星」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第44話「落ちゆく巨星」の感想です。
謀反を疑われた秀吉の甥で関白の位にあった秀次は切腹を命じられ、秀次の幼い子供たちや側室たちまでが無残に殺される。秀次の相談相手であった官兵衛を三成は罰するべきだと秀吉に進言するが、秀吉は再び自分に仕えてほしいと官兵衛に懇願する。官兵衛は2000石足らずで秀吉に再び仕えることになったが、そんな官兵衛を弱腰だと悪く言う者たちもいた。その一人、福島正則は長政の使いでやってきた太兵衛に官兵衛の悪口を言う。太兵衛は怒り、正則がもちかけてきた酒を飲み干す勝負を受けてまんまと福島家家宝の槍をせしめる。
官兵衛が秀吉のそばに仕えることを選んだのは、老いて判断力が鈍ってきた秀吉の暴走を少しでも食い止めたいという目的があった。しかし秀吉の暴走は止まらず、ついに再び朝鮮への出兵を決める。官兵衛は少しでも被害を減らそうと自らの朝鮮行きを秀吉に願い出る。
黒田家は再び朝鮮へ行くことになったが、それを聞いた官兵衛の次男熊之助は自分も行きたいと訴える。熊之助も行けば黒田家の男子がすべて朝鮮へ行くことになり、なにかあったときの後継ぎがいなくなると官兵衛はその願いを退ける。しかし、熊之助は諦めきれずに無断で太兵衛の嫡男とともに朝鮮へ渡る。


黒田節キター!!
という44話でしたね。違うか。
黒田節のエピソードはやらないのかと思っていたので、嬉しかったです。
秀吉の老いっぷりがスゴイ。日本中巻き込んでボケ老人になるなんてさすが秀吉、スケールが違う。超迷惑。
家康が虎視眈々と天下人を狙っていて、ホント長生きって最強だと思いました。
大好きな小早川隆景さまが亡くなってしまって寂しい。官兵衛との別れのシーンはよかったですね。死力を尽くして戦いぬいた二人だからこそ、ああいう会話ができたのかなと思います。ある意味、良き友人だったのでしょう。敵だったときはホントこの人怖いと思っていましたが、味方になってからはすごく心強かったです。あのころは楽しかったという官兵衛の本音も、隆景だからこそ言えた言葉だったと思います。
関ヶ原まであと少し。これからもうひと波乱ありますね。