軍師官兵衛第40回「小田原の落日」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第40話「小田原の落日」の感想です。
長政に家督を譲った官兵衛は秀吉のそばで過ごす日々を送っている。
豊臣家では淀殿が世継ぎの鶴松を生んだことで、ますます淀と手を組む石田三成の存在は大きくなっていた。三成は秀吉にすべての大名の妻子を京に住まわせ、人質とすることを提案。中津城にいた光や糸も京へやってくる。
上洛を拒否し続けている北条を攻めることを決めた秀吉は、22万という大軍を率いて小田原へ軍を進める。難攻不落の城を持つ北条氏政は籠城の準備を整えて豊臣軍を迎える。にらみあいが続く中、官兵衛は秀吉に北条との和解を提案。2カ国安堵の約束を持って、官兵衛は一人で小田原城へ乗りこむ。官兵衛の説得で北条氏政は降伏を了承し、小田原城は開城した。
官兵衛を労う秀吉だったが、北条との約束を一方的に破り氏政に切腹を命じて領地も取り上げることを決めたと告げて官兵衛を驚かせる。官兵衛は反対するが、秀吉は耳を貸そうともしない。官兵衛はこれからの豊臣家の行く末を案じるが……。



これからは全部自分がやりますから、と超ナマイキに官兵衛に言い放つ三成。それに対してふっと笑う官兵衛を見て、ああ、大人になったなぁと妙に官兵衛の若いころを懐かしく思い出しました。なにかとつっかかってきた義兄の左京進にはこんな対応できなかったもんな〜。
今日はあの人気作「のぼうの城」のファンをニヤニヤさせる展開でしたね。小田原の支城のひとつ、忍城攻めに三成が失敗するという内容の小説でしたが、官兵衛がさりげなく忍城しか残っていないと氏政に言ったり、秀吉が三成は失敗したと言ったり。面白かったです。
完全におかしくなっている秀吉ですが、淀がおねのことを悪く言うのを聞いて激怒するところに少し安心しました。おねの存在の大きさを、秀吉はちゃんとわかっているんですね。
今回は第1話の冒頭のシーンが入りましたね。このシーンが入るころにはかなり話が進んでいるんだろうなーと思ってみていた第1話。いろんなことがあったなぁと感慨深いものがありました。あと2ヶ月ちょっとかな?10話くらい?最後まで見届けたいと思います。