軍師官兵衛第38回「追い込まれる軍師」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第38話「追い込まれる軍師」の感想です。
宇都宮鎮房とその一族郎党を長政が皆殺しにしたという知らせを肥後で受け取った官兵衛は、自分に仕えている鎮房の嫡男朝房を殺す。それを大坂で聞いた秀吉は喜び、黒田家はなんとか生き延びる。
大坂では茶々と石田三成が増長し、おねに可愛がられている加藤清正らは警戒を強めていた。おねは少しずつ人が変わっていく秀吉を見て豊臣家の先を案じる。
天下をほぼ手中におさめた秀吉は次は明を攻めると官兵衛に宣言。官兵衛は疲弊した民のことを考えるべきだと真っ向から反対し、秀吉を激怒させる。
そんな中、家康が再び上洛し官兵衛と初めての対面を果たす。お互いに相手の腹を探り合いつつ利休の茶のもてなしを受けていたが、世間話のような調子で家康がとんでもないことを言いだす。
秀吉がお伽衆たちとの酒の席で、自分が死んだら次の天下は誰だと思うかと聞いた。お伽衆たちは家康や前田利家らの名前を挙げたが、秀吉は首を振りこう答えた。次に天下をとるのは、官兵衛だと。
それを聞いた官兵衛は驚き、顔色を変えて……。



やはり家康の方が一枚上手か。途中までは官兵衛もタヌキになったなー家康と張り合ってるじゃん!と思っていたんですが。家康の爆弾発言に動揺する官兵衛に「第38回追い込まれる軍師」のタイトルが重なって、うん、まさにこの図のことだよね…と思わずニヤリ。
利休が毎回良い味を出しています。殿下にもいずれ黒茶碗の良さがわかりましょうとかさらっと言っちゃう肝の太さ。思いっきり秀吉は未熟だと断言したようなもんですからね。声もいいし、じわじわ好きになってくるキャラですね。
秀吉は茶々に入れ込みすぎておねをないがしろにしていた…という描き方をするドラマが多いですが、実際は秀吉は最後までおねをとても大切にしていたそうです。今回のドラマはこれまでのところはそんなかんじですよね。まぁ子供が生まれたらどうなるかわかりませんが…。このドラマの秀吉とおね夫婦が好きなので、今の関係性が続けばいいなー。


先日大河ドラマ館に行ってきました!
すっごく面白かったです。着物とかが展示してあって、ああ、こういうの着てたなー官兵衛若っ光可愛い〜官兵衛やっぱり男前ー光可愛い〜半兵衛様懐かしい…みたいな低いレベルの感想を抱きながら楽しんできました。
最後に出演者たちのサイン色紙があるんですが、それぞれのキャラが出まくっていてめちゃくちゃ面白かったです。秀吉は女子高生かよ!みたいな可愛らしいサイン&メッセージで、茶々と同じレベルだったのに爆笑。だし様が綺麗な字で感心しました。イメージを壊さない女優さんですね。みなさんホントに役のまんまの字やメッセージで、配役すごすぎると思いました。
ちなみにそれを今日会った友人に自慢したら、九郎右衛門は!?と一番に聞かれました。やはりみんな九郎右衛門にハマるのか…とちょっと感動。