軍師官兵衛第21回「松寿丸の命」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第21回「松寿丸の命」の感想です。
織田軍は有岡城に総攻撃を仕掛けるが、荒木軍の周到な作戦の前に惨敗する。それを聞いた信長は、村重にそんな力はないゆえこれは官兵衛が策を授けたに違いないと断定。止める秀吉を無視し、松寿丸の首をはねよと命じる。そして、その命令を半兵衛が受ける。
松寿丸の死を秀吉から聞かされ、職隆と光は深い悲しみに沈む。そこへ秀吉の妻おねから書状が届く。内容は当たり障りのないものだったが、同封されていた扇を見て職隆は松寿丸が生きていることを確信する。
松寿丸は、半兵衛がひそかに自分の領地にかくまっていた。


みたいなお話でした。
半兵衛さんがひたすらカッコイイ。私はもう長くはないですからって言って信長の命令に背くなんて。半兵衛は官兵衛を信頼してくれていたんですね。裏切ってないということだけじゃなくて、自分の死後、秀吉のもとで働いてほしいという思いがあったのかなと思います。
九郎右衛門が飛び出していってしまって心配。あの人、たまにものすごく突っ走るね。3人の官兵衛に対する想いの深さが見えてよかったです。
光が可哀想でしかたなかった。途中まで気丈だったのに、いきなり崩れるところがもう…。職隆が相変わらず渋くて惚れ惚れ。
松寿丸は本当に可愛いですね。訪ねていったおねの前に現れたときは思わず涙が。あ、主役もとっても頑張ってました。ほとんどセリフなかったけど。官兵衛の一生って、無駄にドラマチックですね。もう少し楽に生きられなかったのかなと思ってしまいますが、まっすぐな人だったからこそ魅力的なのかなとも思います。