軍師官兵衛 第10回「毛利襲来」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第10話「毛利襲来」の感想です。
とうとう毛利軍が海から攻めてきた。その数およそ5千。迎える小寺軍は千ほどで、その差は小寺に絶望感を与えるには十分すぎた。
さすがの官兵衛も5千の数を聞かされ動揺する。しかし、毛利方の動きを栗山善助に探らせると、策を思いつく。その策とは、小寺の兵が少ないと油断している敵を動揺させるためにこちらの兵を「水増し」するというものだった。周囲の百姓たちを集めて派手に援軍が来た!とアピールし、見事撃退に成功。主君政職は喜び、信長からも労いの書状が届く。
毛利があっさり退いたのは、今回の本当の目的が「毛利はいつでも大軍を率いて敵にまわった播磨を潰せる」というのを播磨の人々にわからせることだったからだ。官兵衛はそのことに気付き、秀吉が早く播磨に来てくれたらと願う。
しかし、そんな官兵衛のもとに届いたのは、織田軍が石山本願寺を支援する毛利軍との戦いに大敗したという知らせだった。



頭を使って戦うというのはやっぱりカッコイイですね。
官兵衛が実は怖かったと光に弱さを見せるシーンも良かったです。
以前ヤンキースの黒田投手のドキュメンタリー番組を見たときに、黒田投手が本当は毎回投げる前はすごく怖いとコメントしていました。私はそれがすごく意外で。強気な投球スタイルをずっと貫いてきて、どんなときも強くあるイメージの黒田投手でも怖いと思うんだなーと。
官兵衛を見て、それがまず頭に浮かびました。強い人はそうなのかもしれないなと。怖いと思うことを自分で認められるからこそ、強いのかもしれませんね。
今回は「恋」の話も盛り上がりました(笑)個人的に、お福は見た!官兵衛浮気疑惑!?も面白かったですが、やはり善助の恋が楽しかったです。というか、井上九郎右衛門の冷静なツッコミに笑いました。彼はなかなか良いキャラです。官兵衛の家臣ズは良いキャラが揃ってますね。彼らが出てくると毎回楽しいです。