軍師官兵衛 第8回「秀吉という男」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第8話「秀吉という男」の感想です。
小寺政職の名代として信長に謁見した官兵衛は、信長を前に堂々と播磨という土地の重要性を説く。信長は官兵衛を気に入り、名刀圧切を授ける。そして、播磨攻めの大将として秀吉を指名し、二人を引き合わせる。
秀吉は官兵衛と彼の家臣たちを長浜城に案内する。彼らを歓迎する宴がひらかれ、母里太兵衛を気に入った秀吉は太兵衛に家来にならないかと声をかける。しかし太兵衛も他の家臣たちもそれを拒否し、秀吉は笑って了承する。



次の話への繋ぎみたいなお話でした。
圧切を拝領するシーンは迫力がありました。いきなり名刀を渡すって気に入ったんでしょうね。
おねと秀吉の夫婦喧嘩を見ながら、あの有名なエピソードを思い出しました。おねが信長に秀吉の浮気の愚痴を手紙で送って、信長から「あなたのような素晴らしい妻を持ちながらサルはホントにしょうがないやつだ」みたいなおねを宥める手紙をもらう話。私、あのエピソードが大好きで。信長っていろんな面がありますけど、女の人に優しい人だったんだろうなと。おねみたいな聡明な女性がそんな手紙を送ったということは、そういうことなんでしょう。信長の気性をわかって書いたんでしょうから。
秀吉が太兵衛に家臣にならないかと誘いをかけて、黒田家の結束の固さを示していました。秀吉には代々家に仕えてきた古い家臣っていうのがいないんですよね。だから、地位やお金に転ばない家臣たちの忠義を見て羨ましかっただろうなー。まぁ黒田家も歴史の浅い家なんですが。そう考えると黒田家の結束力の強さに官兵衛の人柄を思わずにはいられません。