軍師官兵衛 第4回「新しき門出」

高柴です




軍師官兵衛第4話「新しき門出」の感想です。


殺害された前将軍の弟である足利義昭は早く上洛して将軍の地位を取り戻したいとあせっていたが、周囲の頼れそうな大名たちは身動きのとれない状況にあった。義昭は全国の大名たちに片っ端から書状を送ったが、そのうちの一通が小寺家にも届く。義昭からの書状にまんざらでもない政職だったが、黒田家にも同様の書状が届いたと聞き顔色を変える。
黒田家に脅威を感じる政職は嫡男の斎がまだ幼いことを案じ、近習として近くに仕える官兵衛を重用することにする。そんな政職の気持ちを察した職隆は官兵衛に家督を譲ることを考える。
官兵衛を完全に取り込みたい政職は、官兵衛と自分の親戚である櫛橋家の娘との縁談を自ら仲立ちしようとする。しかし、最初候補に挙がった力は、官兵衛を妬む兄から官兵衛の悪口を散々吹き込まれていたために断固拒否。そんな姉の様子を見た妹の光が自分が嫁ぐと言いだし、官兵衛は光と祝言を挙げる。
そのころ尾張では信長が美濃の難攻不落の稲葉山城を攻め落とすことに成功。天下布武のスローガンを掲げ、義昭と対面して上洛を約束する。



今回の一番テンション上がった瞬間はキッチリ細川藤孝の名前が出たときです。ああ、このころ藤孝は義昭と一緒にいたはずだよなァと思っていたらバッチリ名前が出て嬉しかった。まぁ光秀のほうがやたらチラチラ出ていたのはしょうがないですね。
おたつをやたら引っ張るのはうーん?ってかんじ。NHKさんは近年やたら夫婦の純愛を押すのになんで架空の元カノ(?)をこんなに引っ張るんだろう??謎。
官兵衛と光の出会いは正直見てるこっちが気恥ずかしくなるような演出でした。なんなのあの「あっ」「はっ」みたいな演出。2014年の大河だよね…?
好意的に見れば、官兵衛の誠実で朴訥な人柄がよく出た演出かなとも思います。先週、荒木村重に惜しげもなく大金を渡す場面がありましたが、あれは普段質素倹約を心がけていても使うときはパッと気持ちよく使うという官兵衛の性格をさりげなく印象付けたのだと思っています。ということは今回のちょっと古臭い恋愛シーンにもなんらかの意味がッ…ないかなー。


信長がとうとう動きだし、官兵衛の歩む道に彼らが現れるのももう少し。
戦国時代は有名な人ばかりでやはり華やかですね。