ちはやふる18巻

高柴です


ちはやふる18巻の感想です。

ちはやふる(18) (BE LOVE KC)

ちはやふる(18) (BE LOVE KC)

表紙は師匠ズ。いつも千早たちをしっかり支えてくれる、素敵な先生たちです。この漫画は、師匠がひとつのテーマでもありますよね。師匠を持たない現名人&クイーンと師匠に支えられている挑戦者たちの構図が絶妙です。
18巻の歌は
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ
巻末4コマ有り。千歳もいます。
アニメ2期は来年の1月から。日本テレビ系で放送。
情報はこんなかんじかな。
では、以下あらすじと感想。ネタバレあり。ご注意。




かなちゃんの配慮により、太一と千早は二人だけで富士崎高校の合宿に参加中。2日目最終日、最後の試合で太一はまだ右手が使えない千早と対戦。太一が勝つ。それは彼に大きな自信を与えるが、千早はくやしがる。そんな千早に太一はこの秋、右手の千早に公式戦で勝つと宣言する。
夏休みを終え、秋の公式戦、とくにA級にとってもっとも大切な名人・クイーン戦予選に向けて、瑞沢高校かるた部の面々は気合が入る。しかし、そんな中悲報が。なんと、名人・クイーン戦予選と修学旅行の日程がかぶってしまったのだ。顧問の宮内は、修学旅行に参加するよう命じるが、千早の気持ちは誰にもわからない。
そして、名人・クイーン戦予選の前哨戦ともいえる吉野会大会がやってきた。全国の実力者があつまり、男女混合で行われる吉野会大会。A級とB級しか参加できないため、出場するのは千早・太一・肉まんくん(A級)と机くん(B級)のみ。しかし、かなちゃんと1年生たちは応援にかけつける。
太一にとっては初めてのA級の公式戦。太一と一緒に戦えると原田先生は喜ぶ。そして太一はだんだん理解する。個人戦は、一人で戦うわけではないのだと。頼もしい師匠や先輩に支えられ、太一も千早も順調に勝ちあがる。原田先生と広史さんも勝ち上がり、ベスト8に白波会は4人も残るという快進撃。
しかし次の千早の相手はかなりの難敵。出産のため一度競技かるたの世界から離れていた選手で、富士崎の桜沢先生がどうしても勝てなかった元クイーン。千早は勝てるのか!?
で、続く!!


今回はホントに中身が濃い1冊でした。
かなちゃん可愛い。高校生とは思えぬ素敵な女の子。彼女の考え方が好きです。そして素敵な女の子といえば千早の修学旅行委員を代わってくれたみちるちゃん。みちるちゃんがいい子すぎて…。千早の周りは素敵な女性が多いですね。修学旅行どうするのか仲間たちは心配してますけど、千早は修学旅行を選ぶんじゃないかなと思っています。根拠はないんですが、なんとなく。
忘れてはいけない重要人物である新もやっぱり可愛い。ちょっと新に八つ当たりしちゃって激しく後悔する太一も可愛い。この二人がいつか戦うことがあるのかなー。いかん、太一が惨敗する姿しか浮かばない。
千早の担任のご隠居(ムゴッホの人)にときめきました。そして千早を案じる宮内先生にも。いい先生たちです。
でも、一番ハッとしたのは千早の進路希望かな。ああ、やっぱり千早は千早だなーって。なんかちょっと泣けました。
原田先生も久々に出番あってかっこよかったし、相変わらず太一のことしっかりみてくれててうれしかったです。
いろんな人の出番がギッシリ詰まってて、ずっと笑ったりちょっと泣いたりしているうちに読み終わってしまいました。
今回も大満足。次が楽しみです。




高柴