軍師官兵衛第42回「太閤の野望」

高柴です


大河ドラマ軍師官兵衛第42話「太閤の野望」の感想です。
甥の秀次に関白の座を譲った秀吉は太閤となり、朝鮮出兵のための準備を急がせる。
秀吉に命じられ、黒田家は秀吉の朝鮮出兵における居城となる肥前名護屋城を築く。そこで秀吉は破竹の勢いで敵を破っているという朝鮮から入る戦況を聞き、大いに満足する。とうとう味方は敵の首都である漢城へ攻め入るが、王を取り逃がしてしまう。それを知った官兵衛は、いずれ必ず朝鮮は軍を立てなおして反撃に出ると予想し、自ら朝鮮へ向かう。朝鮮で目の当たりにしたのは、想像以上に過酷な状況に置かれている兵たちだった。朝鮮の水軍に阻まれて兵糧が届かず、苦しい戦いが続いていた。官兵衛はいったん帰国し、秀吉に和睦をするよう願い出る。ちょうど、茶々の懐妊で上機嫌だった秀吉はそれを許し、官兵衛は再び朝鮮へ。
朝鮮ではさらに兵が疲弊し、総崩れになる一歩手前のギリギリの状態にあった。官兵衛は漢城を捨て、釜山まで戻るべきだと主張。秀吉の命である漢城死守を主張する三成と対立する。結局、小早川隆景の口添えもあってすみやかに官兵衛の主張が通り、三成は官兵衛に一緒に帰国して秀吉に説明をしてほしいと懇願する。朝鮮出兵の奉行を任されていた三成は、漢城を捨てたことで責任を負わされることを恐れて官兵衛に秀吉の怒りがすべて向くように仕向ける。まんまと三成の策にはまった官兵衛は秀吉の怒りを買い、蟄居を命じられる。


三成が清々しいほど嫌なキャラに成長しましたね。360度どこからみてもイヤなヤツ。最期が楽しみです(爽やかな笑顔で)
しっかし、秀吉はちゃんと明の大きさをわかってたんですかね?ちゃんと地図見たの?なんで勝てると思ったの?不思議だなー。
茶々はなぜ二度もきっちり男児を産めたのか。それも不思議だし、悲劇だなー。いっそ、子供ができないほうがいろいろよかったんじゃないかと思います。
今回はすっかり最近出番が減っている家臣ズがよくでてきて嬉しかったです。豪快に船酔いする太兵衛と黙々と握り飯を頬張る九郎右衛門がいかにも二人らしくて笑ってしまいました。三人とも長政と一緒というのも珍しいですね。ラストで大好きな官兵衛が蟄居を命じられたと聞いて顔色を変える家臣ズ。官兵衛は何度この三人を心配させたら気がすむのか。今回はしょうがないけど。
来週は如水登場か。ニュースで本当に髪を剃ったと見ました。かつらじゃないんですって。今まで散々岡田官兵衛カッコイイと書いてきてなんですが、別に私は彼の熱心なファンというわけではありません。男前だから大好きですけど。だけど、今回の彼の主演にかける情熱みたいなものが毎回ドラマから伝わってきて、それはすごく好ましく思っています。少しでも多くの人にそれが伝わればいいな〜。